ラゴス連邦高裁、MTN NigeriaとVisafoneに関するEtisalat Nigeriaの請求を棄却
- 2016年02月27日
- 海外携帯電話
ナイジェリアのラゴス連邦高等裁判所はアラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecom傘下でナイジェリアの移動体通信事業者でEtisalatブランドを展開するEmerging Markets Telecommunication Services (EMTS)の請求を棄却したことが分かった。
南アフリカのMTN傘下でナイジェリアの移動体通信事業者であるMTN Nigeriaはナイジェリアの移動体通信事業者であるVisafone Communicationsを買収したことでVisafone CommunicationsがCDMA2000方式で使用する800MHz帯を取得したが、Emerging Markets Telecommunication ServicesはMTN Nigeriaが新たに800MHz帯を取得することで公平な競争環境が失われることを危惧して提訴していた。
ナイジェリアでは移動体通信事業者の統合や周波数の割当などの業務はNigerian Communications Commission (NCC)が管轄しており、Nigerian Communications CommissionはMTN NigeriaとVisafone Communicationsの取引を承認している。
ラゴス連邦高等裁判所はNigerian Communications Commissionの職務を妨害することできないとの見解を示し、Nigerian Communications Commissionの決定を尊重するとともにEmerging Markets Telecommunication Servicesの請求を退けた。
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