タイのJas Mobile Broadbandが4Gライセンス料の支払いが困難な状況に
- 2016年03月02日
- 海外携帯電話
タイのJasmine International (JAS)傘下のJas Mobile Broadband (JASMBB)は4Gライセンス料の支払いが依然として困難な状況にあることがタイメディアの報道で分かった。
タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (NBTC)は2015年12月に900MHz帯で4Gサービスを提供するためのライセンスのオークションを実施し、Jasmine Mobile BroadbandとタイのTrue傘下の移動体通信事業者であるTrue Move H Universal Communicationがライセンスの獲得に成功した。
オークションは長期戦となった影響で落札額は高騰し、当初よりライセンス料の支払いが難しくなるとの予想が出ていた。
ライセンス料は2016年3月21日までに最初の80億4,000万タイバーツを支払い、残りを2017年から2019年にかけて段階的に支払う必要がある。
Jas Mobile Broadbandは資金調達に苦戦しており、最初の支払いの分割払いを求めている模様であるが、オークションの規則では一括で支払うことになっているため、National Broadcasting Telecommunications Commissionは一括で指定の全額を2016年3月21日まで支払うよう指示している。
仮に2016年3月21日までに支払いを完了しなければ、獲得したライセンスは剥奪となる。
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