台湾の中華電信がLTEサービスで2.6GHz帯を利用開始、3CC CAで下り最大337.5Mbpsに高速化
- 2016年03月24日
- 海外携帯電話
台湾最大の移動体通信事業者であるChunghwa Telecom (中華電信)はLTEサービスで2.6GHz帯(Band 7)の利用を開始したことを発表した。
2.6GHz帯の利用開始に伴い、LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化して3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)も商用化する。
3CC CAは2.6GHz帯と既存の1.8GHz帯(Band 3)および900MHz帯(Band 8)を組み合わたCA_3A-7A-8Aとなり、通信速度は下り最大337.5Mbpsに達する。
これまでキャリアアグリゲーションはCA_3A-8Aの組み合わせで通信速度は下り最大187.5Mbpsとして提供してきたが、3CC CAの導入によって1.8倍も高速化することになる。
台湾では2015年12月に周波数オークションを通じて2.6GHz帯の割当先が決まっており、2015年12月に2.6GHz帯を取得した移動体通信事業者としてはChunghwa Telecomが最初に2.6GHz帯の利用を開始した。
3CC CAはDa 4G (大4G)として展開することも明らかにしている。
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