HTCがフラッグシップのスマートフォンHTC 10を発表、1.5GHz帯のLTEにも対応
- 2016年04月12日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「HTC 10」を発表した。
HTCがフラッグシップとして展開するスマートフォンである。
OSにはAndroid 6.0.x Marshmallow Versionを採用する。
独自ユーザインターフェースとしてHTC Senseを導入している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 820 (MSM8996)を搭載している。
CPUはクアッドコアで動作周波数が2.2GHzとなっている。
ディスプレイは約5.2インチWQHD(1440*2560)Super LCD 5である。
カメラはリアに光学手ブレ補正やレーザーオートフォーカス対応の約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサHTC UltraPixel 2、フロントには光学手ブレ補正対応の約500万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備える。
通信方式は米州を除いた国際向けとなるEMEA/Asia版がFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B32)/900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/2300(B40) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 9やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応しており、通信速度は下り最大450Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は32GBと64GBが用意される。
電池パックの容量は3000mAhとなり、Quick Charge 3.0やCool Chargeに対応している。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
音響技術としてHTC BoomSound Hi-Fi EditionやDolby Audioの技術を導入している。
フロントには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
グローバルで販売することが決まっている。
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