HTCがフラッグシップのスマートフォンHTC 10を日本に投入へ、日本版はLTE B21にも対応
- 2016年04月12日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)はスマートフォン「HTC 10」をグローバル向けに発表した。
HTC 10には通信方式や対応周波数が異なる複数のモデルが存在しており、EMEA/Asia版、America版、Japan版の詳細なスペックが公開されている。
EMEA/Asia版は欧州、中東、アフリカ、日本を除いたアジア向けとなり、通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B32)/900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/2300(B40) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
欧州を中心に割当が進むLバンドと呼ばれるFDD-LTE 1500(B32) MHzに対応することが分かる。
America版は北米、中米、南米およびカリブ海諸国向けとなり、通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2300(B30)/2100(B1)/ 1900(B2)/1800(B3)/1700(B4)/ 850(B5)/800(B20)/ 700(B12/B13/B17/B28/B29) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
TD-LTE方式には非対応となるが、CDMA2000方式を利用できる。
Japan版は日本向けとなり、通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B21)/850(B5)/800(B19/B26)/ 700(B13/B17) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
世界的に見て日本の移動体通信事業者のみが採用するFDD-LTE 1500(B21)/800(B19) MHzも利用可能である。
いずれのモデルもLTE UE Category 9やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応し、通信速度は下り最大450Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
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