IDCが世界における2016年Q1のスマホ出荷台数を発表、OPPOとvivoがトップ5に
- 2016年04月29日
- 海外携帯電話
米国の調査会社であるIDC Researchは2016年第1四半期の世界におけるスマートフォンの出荷台数に関する調査結果を公開した。
2016年第1四半期のスマートフォンの出荷台数は3億3,490万台となっており、前年同期比で0.2%の増加となっている。
メーカーおよびブランド別の出荷台数とシェアも公開されている。
1位が韓国のSamsung Electronicsで出荷台数は前年同期比0.6%減少の8,190万台となり、シェアは24.5%である。
2位は米国のAppleで出荷台数は前年同期比16.3%減少の5,120万台となり、シェアは15.3%である。
3位は中国のHuawei Technologies (華為技術)で出荷台数は前年同期比58.4%増加の2,750万台となり、シェアは8.2%である。
4位は中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)で出荷台数は前年同期比153.2%増加の1,850万台となり、シェアは5.5%である。
5位は中国のvivo COMMUNICATION TECHNOLOGY (維沃通信科技)で出荷台数は前年同期比123.8%増加の1,430万台となり、シェアは4.3%である。
その他のメーカーおよびブランドの出荷台数は前年同期比0.2%増加の1億4,150万台となり、シェアは42.3%である。
Samsung Electronicsは前年同期比で出荷台数を減らしたものの、依然として圧倒的な差でトップを維持している。
Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsとvivo COMMUNICATION TECHNOLOGYは出荷台数を大幅に伸ばしている。
グローバル展開を強化するGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsはスポーツのスポンサー活動などを通じて認知度を高めており、中国以外での出荷台数を増やした。
vivo COMMUNICATION TECHNOLOGYはトップ5の企業では最もグローバル展開が遅れているが、中国と東南アジアおよび南アジアを中心に展開しており、プレミアムなミッドレンジのスマートフォンが好調な結果を残している。
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