インド政府がすべての携帯電話に非常ボタン搭載を義務化
- 2016年04月30日
- 海外携帯電話
インドの政府機関で電気通信事業などを管轄するMinistry of Communications & IT (通信IT省)は2017年までにすべての携帯電話に緊急通報用の非常ボタンの搭載を義務化すると発表した。
2017年1月1日以降は非常ボタンを搭載しない携帯電話をインド国内で販売禁止とする。
非常ボタンは専用のボタンを搭載する必要はなく、既存のボタンが非常ボタンの機能を兼ねることも可能としている。
例えば、多くのスマートフォンを含むフルタッチパネル式の携帯電話であれば電源ボタンの3度押し、多くのベーシックフォンやフィーチャーフォンのようにテンキーなど物理的なキーパッドを搭載した携帯電話であれば5ボタンもしくは9ボタンの長押しを緊急通報に割り当てることが可能で、これを満たせば非常ボタンを搭載していると認める。
インドでは緊急通報に様々な電話番号が割り当てられているが、2017年1月1日までには緊急通報の電話番号を112に一本化する計画である。
また、2018年1月1日以降はすべての携帯電話にGPSの搭載を義務化する方針も明らかにしている。
女性や子供の安全を守るために非常ボタンやGPSの搭載を義務化するという。
Ministry of Communications & IT
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