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韓国で認証マーク(KCマーク)の電磁的表示を導入へ



韓国の政府機関であるMinistry of Trade, Industry and Energy (産業通商資源部:MOTIE)の傘下組織であるKorea Agency for Technology and Standards (国家技術標準院:KATS)はスマートフォンおよびタブレットの認証表示制度に「電子認証マーク制度(e-labeling)」を導入する方針を固めた。

韓国では認証マークとして電気用品安全認証であるKCマークの表示を義務化している。

KCマークの表示は原則としてKCマークのロゴ、認証番号、モデル名、申請者名、製造年月、保証義務者の連絡先、安全基準の規定事項の7項目を製品、外箱、取扱説明書を記載する必要がある。

なお、製品と外箱に全項目を記載した場合は取扱説明書に記載する必要はなく、製品や外箱の空間的およびデザイン的に制約がある場合は製品と外箱にはKCマークのロゴ、認証番号、申請者名のみを記載し、その他の項目は取扱説明書のみに記載することも可能としている。

しかし、スマートフォンを中心に端末機器の小型化が進み、空間的にKCマークを製品に記載することが困難な場合があり、またデザイン的にKCマークが不快感を与える場合があることも考慮し、Korea Agency for Technology and Standardsは電子認証マーク制度の導入を決めた。

電子認証マーク制度の導入によってKC認証マークの電磁的表示を可能とし、KCマークの記載内容を電子化して端末機器のディスプレイ装置に表示することでKCマークの表示と認める。

Korea Agency for Technology and Standardsは認証マークの電磁的表示は日本など世界各地で導入しており、グローバルトレンドを反映したと説明している。

電子認証マーク制度の導入に関しては2016年5月2日に告示しており、意見募集期間を経て2016年7月初めに制度を正式に改正する計画である。

kcmark
KATS

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