Ericssonと南アフリカのMTNがアフリカで初めてLTE-Uのトライアルを実施
- 2016年05月03日
- 海外携帯電話
スウェーデンのEricssonは南アフリカの移動体通信事業者であるMobile Telephone Networks (MTN)と協力してLTE-Unlicensed (LTE-U)のトライアルを実施したことを明らかにした。
LTE-Unlicensedのトライアルには屋内でスモールセル基地局を用いており、周波数は1.8GHz帯(Band 3)の10MHz幅と5GHz帯の20MHz幅を組み合わせている。
200Mbpsを超える通信速度を記録したことも公表している。
LTE-Unlicensedはアンライセンスバンド(非免許帯域)でLTE通信を利用する技術で、Licensed Assisted Access using LTE (LAA)と呼ばれる技術と近く、米国のQualcommなどが中心にLTE-Unlicensedを推進する。
アンライセンスバンドでLTE通信を利用するが、アンライセンスバンドのみでLTE通信を利用するMulteFireとは異なり、ライセンスバンド(免許帯域)におけるLTE通信の補助としてアンライセンスバンドを利用し、ライセンスバンドとアンライセンスバンドのアグリゲーションで活用する。
EricssonとMobile Telephone NetworksによるLTE-Unlicensedのトライアルでは1.8GHz帯がライセンスバンドで、5GHz帯がアンライセンスバンドとなる。
LTE-Unlicensedのトライアルはアフリカの国では初めての実施とアピールしている。
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