フランスの携帯電話事業者Bouygues Telecomが4CC CAなどの試験で1Gbps以上の通信速度を達成
- 2016年05月27日
- 海外携帯電話
フランスのBouygues傘下でフランスの移動体通信事業者であるBouygues TelecomはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)などの技術の試験を実施したことを発表した。
Bouygues Telecomが実施した試験は下りが4CC CA、256QAM、4×4 MIMO、上りが2コンポーネント・キャリアを用いたキャリアアグリゲーションである。
4CC CAは4コンポーネント・キャリアを束ねて帯域幅を合計60MHz幅としており、更に256QAMや4×4 MIMOを組み合わせることで1Gbps以上の通信速度を実現したという。
上りはキャリアアグリゲーションを適用することで、通信速度は100Mbpsとなる。
中国のHuawei Technologies (華為技術)と共同で試験を実施したことも明らかにしている。
Bouygues Telecomは2013年10月にLTEサービスの提供エリアが人口カバー率63%となり、2014年6月には4G+としてキャリアアグリゲーションを度入、2015年9月には3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)を導入、2015年12月にはVoLTE (Voice over LTE)を導入しており、フランスをリードする移動体通信事業者であるとアピールしている。
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