タイで900MHz帯の再オークションが終了、タイ最大手のAISが900MHz帯を取得
- 2016年05月28日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (以下、NBTC)は2016年5月27日に900MHz帯の周波数オークションを実施した。
900MHz帯の周波数オークションは2015年12月に実施し、Trueの子会社であるTrue Move H Universal CommunicationsとJasmine Internationalの子会社であるJas Mobile Broadbandが落札したが、落札額の高騰も影響してJas Mobile Broadbandは指定日までに手数料および落札額の一部を支払えず、Jas Mobile Broadbandの落札は無効となった。
Jas Mobile Broadbandが落札した周波数を2016年5月27日の再オークションで割り当てることになり、当初はTrue Move H Universal CommunicationsとAdvanced Info Service (AIS)の子会社であるAdvanced Wireless Network (AWN)が参加を申請していたが、True Move H Universal Communicationsは参加を辞退したため、唯一の参加者であるAdvanced Wireless Networkが競り合うことなく開始価格で落札した。
なお、開始価格はJas Mobile Broadbandの落札額と同額である。
Advanced Info ServiceはAdvanced Wireless Networkを通じて移動体通信事業を手掛けており、LTEサービスではFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)、1.8GHz帯(Band 3)、そして900MHz帯(Band 8)を使うことになる。
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