バングラデシュで4大キャリアがようやく3Gサービスを開始
- 2013年10月08日
- 海外携帯電話
アジア最貧国とも言われるバングラデシュで4大移動体通信事業者が3Gサービスの商用サービスもしくはトライアルサービスを順次開始する。
3GサービスはW-CDMA方式を採用しており、各4大移動体通信事業者は5MHz幅を保有する。
バングラデシュではバングラデシュ政府が100%出資しているTeletalk Bangladeshが2012年の第4四半期に3Gサービスを開始している。
ただ、Teletalk Bangladeshはバングラデシュ6位の移動体通信事業者で、シェアは僅か約1.2%であり、あってないようなものである。
首位のGrameenphoneは約30.4%のシェアを保有し、2013年9月下旬より3Gの商用サービスを開始した。
2014年4月までに3Gエリアの全国展開を目指すとしている。
主な出資企業はノルウェーのTelenorが約56%出資、バングラデシュのGrameen Telecomが約34%出資となっている。
2位のbanglalinkは約20%のシェアを保有しており、2013年9月より3Gのトライアルサービスを開始している。
Orascom Telecomから名称を変更したエジプトのGlobal Telecomが100%出資である。
3位のRobiはシェアが約12.6%で、マレーシアのAxiataが約70%出資で日本のNTT DOCOMOが約30%出資となっている。
4位のAirtelはシェアが約4.2%で、インドのBharti Airtelが約70%出資とアラブ首長国連邦のAbu Dhabi Groupが約30%出資である。
RobiとAirtelも順次3Gサービスの商用サービスもしくはトライアルサービスを提供する見込みである。
5位はCitycellでシェアは約1.9%で、Singapore TelecomやPacific GroupやFar East Telecomが出資する。
バングラデシュでは唯一のCDMA方式を採用している移動体通信事業者である。
国をあげて3Gサービスの拡大に本腰を入れる模様である。
・Grameenphone
http://www.grameenphone.com/
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