ナイジェリアの携帯電話事業者MTN Nigeriaが罰金として約1762億円の支払いに同意
- 2016年06月20日
- 海外携帯電話
南アフリカのMTN Groupの子会社でナイジェリアの移動体通信事業者であるMTN Nigeria Communicationsはナイジェリア政府の政府機関で電気通信事業などを管轄するNigeria Communications Commission (NCC)に罰金として3,300億ナイジェリアナイラ(約1762億円)を支払うことに同意した。
Nigeria Communications CommissionはSIMカードの登録を義務化しており、SIMカードの電話番号と所有者の個人情報を紐づけていない未登録のSIMカードは無効化するよう移動体通信事業者に命じていたが、MTN Nigeria CommunicationsはNigeria Communications Commissionの指示に違反したため、罰金として7,800ナイジェリアナイラ(約4,164億円)を支払うよう命じられていた。
しかし、MTN Nigeria Communicationsは罰金の金額を不服としてNigeria Communications Commissionと争っていた。
Nigeria Communications Commissionは3,300ナイジェリアナイラの罰金を3年間にわたり6回の分割で支払うことを提案し、MTN Nigeria Communicationsはこの提案を受け入れた。
これにより2015年から続いたMTN Nigeria CommunicationsとNigeria Communications Commissionの争いは解決した。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。