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インドのTata TeleservicesがNTT DOCOMOへの賠償金を支払うために周波数の売却を検討か



インドの移動体通信事業者であるTata Teleservicesは日本の移動体通信事業者であるNTT DOCOMOへの賠償金を支払うために周波数の売却を検討していることがインドメディアの報道で分かった。

NTT DOCOMOは同社が保有するTata Teleservicesの株式に係るオプション行使に関して、Tata Teleservicesの親会社であるTata Sonsを被申立人としてロンドン国際仲裁裁判所に仲裁申立を行い、ロンドン国際仲裁裁判所はNTT DOCOMOの主張を全面的に認め、Tata Sonsに対してNTT DOCOMOが保有するTata Teleservicesの全株式と引き換えに約11億7,200万米ドル(約1,300億円)をNTT DOCOMOに支払うよう命じた。

ロンドン国際仲裁裁判所の仲裁裁定を受けて、Tata SonsはTata Teleservicesが保有する1.8GHz帯または800MHz帯の一部を売却し、NTT DOCOMOへ支払うための賠償金を調達する可能性があるという。

すでにTata Teleservicesは周波数の売却に関して、他の移動体通信事業者に接触していることも伝えられている。

ただ、1.8GHz帯の取引は難しく、LTEサービスでの活用が期待される800MHz帯を取引する選択肢が考えられるが、周波数利用ライセンスの有効期間に関する問題も残っている模様である。

The Hindu Business Line

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