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サウジアラビアのSTCや中国の中国電信がエジプトの携帯電話市場への参入に関心を表明か



サウジアラビアのSaudi Telecom Company (STC)や中国のChina Telecom (中国電信)がエジプトの携帯電話市場に新規参入することに関心を示したことが海外メディアの報道で分かった。

エジプトの政府機関で電気通信事業などを管轄する通信・情報技術省の関係者が明らかにしたという。

Saudi Telecom CompanyとChina TelecomはLTEサービスを提供できる4Gライセンスの取得に関心を示したと伝えられているが、ライセンスの取得申請は提出していないとのことである。

これまでにエジプトの携帯電話市場にはクウェートのMobile Telecommunications Companyも関心を示したことが分かっている。

エジプトの携帯電話事業者はアラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications傘下のEtisalat – Misr、フランスのOrange傘下のOrange Egypt for Telecommunications、英国のVodafone傘下のVodafone Egypt Telecommunicationsの3社であり、いずれもLTEサービスは導入していない。

2016年8月に既存の携帯電話事業者への4Gライセンスを交付する見込みであるが、4Gライセンスの取得を必要としない携帯電話事業者があれば、新規参入の企業を迎え入れる可能性があるとされている。

したがって、仮に3社とも4Gライセンスの取得を希望すれば、新規参入は迎え入れない模様である。

なお、Saudi Telecom Companyはサウジアラビア以外に子会社のVIVA Bahrainを通じてバーレーンで、関連会社のOger Telecomを通じてトルコおよび南アフリカで、関連会社のBinariang GSMを通じてマレーシアで移動体通信事業を手掛ける。

China Telecomは子会社のChina Telecom Macau (中国電信澳門)を通じてマカオ特別行政区で移動体通信事業を手掛けており、2015年第4四半期から2016年第1四半期にかけてミャンマー(ビルマ)で新規参入に向けて調整を進めていたが、ミャンマーへの新規参入は失敗に終わった。

Bloomberg

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