カタールOoredooがシンガポールStarHubの持株会社の株式を売却か
- 2016年07月27日
- 海外携帯電話
カタールを拠点として中東、アフリカ、アジアで移動体通信事業を手掛けるOoredooはシンガポールのStarHubの持株会社の株式を売却する可能性が浮上した。
OoredooはStarHubの持株会社であるシンガポールのAsia Mobile Holdingsの株式25%を保有しているが、海外メディアの報道によるとOoredooはAsia Mobile Holdingsの株式を売却することを検討しているという。
Asia Mobile HoldingsにはシンガポールのSingapore Technologies TelemediaとOoredooが資本参加しており、残りの株式75%はSingapore Technologies Telemediaが保有する。
株式の売却先など詳細については伝えられておらず、東南アジアではインドネシアやミャンマー(ビルマ)における事業を強化するために、シンガポールで事業を手掛けるStarHubの持株会社の株式を売却すると伝えられている。
なお、インドネシアおよびミャンマーはOoredooの子会社が移動体通信事業を手掛けるが、Asia Mobile Holdingsは関連会社と位置づけている。
Ooredooの支配力が弱い事業からは撤退し、経営権を握る事業に注力する可能性がある。
Asia Mobile HoldingsはStarHubの筆頭株主で、StarHubの株式55.81%を保有する。
その他のStarHubの株主は日本のNTT Communicationsが9.91%、シンガポールのCitibank Nominees Singaporeが7.59%と続く。
StarHubは完全子会社のStarHub Mobileを通じてシンガポールにおける移動体通信事業を手掛けている。
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