ミャンマーの携帯電話事業者Ooredoo Myanmarの加入数が800万件に、四半期ベースで過去最高の増加
- 2016年08月07日
- 海外携帯電話
カタールの移動体通信事業者であるOoredooは2016年第2四半期の決算発表資料を公開した。
Ooredooの全額出資子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者であるOoredoo Myanmarに関する業績を公開している。
2016年第2四半期末に加入数は800万件に到達し、2016年第2四半期のみで100万件も増加したことになる。
ミャンマーの移動体通信事業に新規参入後、加入数の増加は四半期ベースで過去最高を記録した。
前年同期比で加入数は2倍以上とし、収益は前年同期比で41%の増加となった。
なお、2016年第2四半期には2.1GHz帯を追加取得したことも明らかにしている。
Ooredoo Myanmarは新規参入直後より厳しい状況が続いたが、上向きの傾向を見せており、その要因としてはミャンマー初となるLTEサービスの開始、データ通信容量を倍増するプロモーション、低価格帯のスマートフォンの投入などを挙げている。
ただ、上向き傾向とはいえ競合の移動体通信事業者であるTelenor Myanmarは2016年第2四半期に140万件の加入数を追加し、Ooredoo MyanmarとTelenor Myanmarの差は拡大しており、依然として厳しい状況であることには変わりない。
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