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ミャンマーの携帯電話事業者Ooredoo Myanmarの4G LTE加入数が50万件を超える



カタールのOoredooの完全子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者であるOoredoo Myanmarは4G Plusとして提供しているLTEサービスの加入数が50万件に達したことをミャンマーメディアに対して明らかにした。

2016年7月末時点のデータと思われ、2016年5月にLTEサービスを開始してから2ヶ月半弱でLTEサービスの加入数が50万件に達したという。

LTEサービスは提供エリアが限定されており、ミャンマー最大都市のヤンゴン、首都のネピドーとその近郊、ミャンマー中部のマンダレーで提供している。

Ooredoo Myanmarの加入数は全体で820万件に達し、またヤンゴン、ネピドー、マンダレーに限れば460万件に達したことも明らかにされている。

LTEサービスへの加入率は全体の加入数では約6.1%、LTEサービスの提供エリアでは約10.9%となる。

LTEサービスの提供エリアでは早くもLTEサービスへの加入率が10%を超えているが、Ooredoo MyanmarはSIMカードを変更する必要なく端末側がLTEサービスに対応していれば自動的にLTEサービスを利用できるため、これがLTEサービスへの移行を円滑に進めたと思われる。

また、Ooredoo MyanmarはLTEサービスの開始前にLTEサービスを導入する条件としてLTE対応端末の利用者が増加することを挙げており、LTE対応端末の利用者が増加したためLTEサービスを開始することになり、この判断もLTEサービスの加入数を増やす要因になったと考えられる。

LTEサービスの周波数はFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)における5MHz幅を使用しており、2016年10月にミャンマーの政府機関である運輸・通信省が実施する2.6GHz帯の周波数オークションで新たな周波数を獲得できれば、LTEサービスの提供エリアを新たに取得した周波数で拡大する計画である。

MYANMAR TIMES

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