マレーシアの携帯電話事業者U Mobileがキャリアアグリゲーションを試験的に導入
- 2016年08月19日
- 海外携帯電話
マレーシアの移動体通信事業者であるU MobileはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を試験的に導入したことを明らかにした。
ボルネオ島のサバ州に位置するコタ・ブルーで最初にキャリアアグリゲーションを試験的に導入した。
コタ・ブルーではマレーシアの政府機関で電気通信事業などを担うMalaysian Communications and Multimedia Commission (以下、MCMC)が主催するSmart Community Programを2016年8月13日に開催しており、これに合わせてコタ・ブルーを最初にキャリアアグリゲーションを導入する地域に選択した。
周波数はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)と1.8GHz帯(Band 3)を用いている。
ただ、U Mobileは2016年12月31日まで1.8GHz帯の利用ライセンスを保有しておらず、MCMCから特別な認可を取得して1.8GHz帯を含めたキャリアアグリゲーションを運用することが可能となった。
2017年1月1日からは900MHz帯の5MHz幅*2と1.8GHz帯の15MHz幅*2の利用が可能となり、すなわち2017年1月1日以降に正式にキャリアアグリゲーションの導入が可能となるが、すぐにキャリアアグリゲーションを正式に導入できるよう準備として試験的に運用している。
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