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タイのNBTC、未登録のSIMカードを無効化しなければライセンス剥奪を示唆



タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (以下、NBTC)はタイの移動体通信事業者(MNO)および仮想移動体通信事業者(MVNO)に対してSIMカードへの個人情報の登録を厳格に守らなければライセンスを剥奪する方針を示したことがタイメディアの報道で分かった。

タイではプリペイドSIMカードを利用するためには利用者の個人情報を登録し、電話番号と個人情報を紐づけることが義務化されている。

未登録のSIMカードとは個人情報の登録を完了していないにも関わらず無効化されていないものや、個人情報の登録を怠って開通したものなどが含まれており、このような未登録のSIMカードは利用者の特定が困難なため、不正な活動や犯罪に利用されることが多い。

タイでは南部で爆発事件が発生したが、容疑者が利用したと推定される36の電話番号が割り出されたが、そのうち3の電話番号は未登録であり、未登録であれば容疑者の追跡を困難とする。

そのため、NBTCは未登録のSIMカードの利用を許した移動体通信事業者(MNO)や仮想移動体通信事業者(MVNO)には直ちにライセンスを剥奪すると警告している。

タイの首都・バンコクでは移動体通信事業者5社および仮想移動体通信事業者であるLoxley Mobileの正規店で個人情報の登録を確認したが、非正規の販売店や地方の販売店では意識が低い店員も多く、販売店レベルでは厳密に規則が守られていない模様である。

すぐに処分を実行するとタイから移動体通信事業者が消えることになると思われるので、まずは極めて厳しい処分を提示することで、規則の遵守を徹底させる狙いがあると考えられる。

なお、タイでは移動体通信事業者は当然のこと、仮想移動体通信事業者もライセンスが必要となる。

Bangkok Post

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