ブラジルのOiが東ティモールの携帯電話事業者Timor Telecomの株式売却を10月に発表か
- 2016年09月07日
- 海外携帯電話
ブラジルのOiは2016年10月に東ティモール(ティモール・レステ)の移動体通信事業者であるTimor Telecomの売却先を発表する見通しであることがポルトガルメディアの報道で分かった。
Oiは間接的にTimor Telecomの株式44.17%を保有しており、東ティモール人の投資家2人とフィジーのFiji National Provident Fund (PNPF)がTimor Telecomの株式取得に関心を示しているという。
Oiは同社が保有するTimor Telecomの全株式を売却するのか、それとも資本関係は完全に解消しないのか、また売却先は1社に絞るのかどうかなど、具体的な内容は不明であり、最終決定事項は2016年10月に発表される模様である。
東ティモール政府は直接的にTimor Telecomの株式20.59%を保有しており、過去には東ティモール政府が出資比率の引き上げを検討したことがあるが、報じられた売却先の候補としては東ティモール政府は含まれていない。
Timor Telecomは加入数の減少が続くが、主要株主の入れ替わりにより巻き返しを図る可能性がある。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。