シンガポールのairYotta、新規参入すれば同国初のLTE-Advanced Pro導入を表明
- 2016年09月10日
- 海外携帯電話
シンガポールのairYottaはシンガポールで第4の移動体通信事業者として新規参入に成功すればシンガポール初のLTE-Advanced Proを導入することを表明した。
シンガポールの政府機関である情報通信開発庁(Info-communications Development Authority of Singapore：IDA)は第4の移動体通信事業者として新規参入を計画する企業からの関心表明の受け付けを2016年9月1日の17時(シンガポール標準時)に締め切り、シンガポールのMyRepublic、豪州のTPG Telecom Limitedのシンガポール法人であるTPG Telecom Pte Ltd、そしてairYottaが関心表明を提出したことが分かっている。
airYottaは移動体通信事業への新規参入のために設立された企業で、OMGTelの幹部らが幹部を務める。
なお、OMGTelはシンガポールのConsistelの子会社で、Consistelは早期に第4の移動体通信事業者として新規参入を狙う方針を示しており、新規参入のためにOMGTelを設立したものの関心表明は提出せず、新規参入の可能性は消滅した。
airYottaは新規参入が決定したわけではなく、新規参入を実現するためには情報開発庁の審査を通過し、その後に新規参入用の周波数オークションで1枠限定の周波数を落札する必要がある。
新規参入に成功すればデータ通信を最重要視した移動体通信事業者となることを表明しており、シンガポールで最初に第4.5世代移動通信システム(4.5G)とも呼ばれるLTE-Advanced Proを導入し、第5世代移動通信システム(5G)の導入も見据えるという。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。