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台湾政府機関がLTEの認証を開始、第一弾はHTC One max 4G



台湾政府の認証機関であるNCCはLTE方式の認証を開始した。
第一弾は2014年1月2日に通過したHTC製のLTE/W-CDMA/GSM端末「HTC One max 4G 803s」となった。
認定番号はCCAA144G0010T9。
LTE方式の通信はLTE 1800(B3)/900(B8) MHzで通過している。
2014年1月3日にはHTC製のLTE/W-CDMA/GSM端末「HTC One 801s」と「HTC Butterfly s 4G 901s」も通過している。
認定番号はHTC One 801sがCCAA144G0030T2、HTC Butterfly s 4G 901sがCCAA144G0020T2。
LTE方式の通信はHTC One 801sがLTE 1800(B3) MHzのみ、HTC Butterfly s 4G 901sがLTE 1800(B3)/900(B8) MHzで通過している。
台湾政府の認証機関であるため、台湾においてLTE方式の通信で使用する周波数帯のみで認証を受けている。
NCCを通過するのはいずれも2度目となっており、HTC One max 4G 803sは2013年9月30日付け、HTC One 801sとHTC Butterfly s 4G 901sは2012年12月19日付けで1度目の通過をしている。
台湾市場ではLTE方式のサービス開始に先行して対応端末が販売を開始している状況となっている。
対応端末を台湾で販売するには台湾政府の認証が必要で、W-CDMA/GSM方式のみで先に認証を受けていた。
LTE方式での認証が可能となったため、LTE方式の通信も含めて再通過している。
台湾では他にもLTE方式の通信に対応したスマートフォンが販売されており、それらはいずれもLTE方式ではNCCを通過していないので、改めて通過することになる。
LTE方式用の周波数帯はChunghwa TelecomにLTE 1800(B3)/900(B8) MHz、Far EasTone TelecommunicationsにLTE 1800(B3)/700(B28) MHz、Taiwan MobileにLTE 1800(B3)/700(B28) MHz、Asia Pacific TelecomにLTE 700(B28) MHz、Ambit MicrosystemsにLTE 900(B8)/700(B28) MHz、Taiwan Star Mobile CommunicationにLTE 900(B8) MHzが割り当てられている。
2014年より順次サービスを開始する予定で、Chunghwa Telecomは4Gを前面に出した本格的なマーケティングも開始している。

・NCC
http://nccmember.ncc.gov.tw/

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