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リコール対象外と案内していた中国版のGalaxy Note7、中国政府がリコールを発表



中国の政府機関である国家質量監督検験検疫総局(General Administration of Quality Supervision, Inspection and Quarantine of the People’s Republic of China:AQSIQ)は韓国のSamsung Electronicsが開発したスマートフォン「Samsung Galaxy Note7 (三星 盖楽世 Note7)」のリコールを発表した。

Samsung Electronicsの中国法人であるSamsung (China) Investment (三星(中国)投資)が国家質量監督検験検疫総局にSamsung Galaxy Note7のリコールを届け出たことに伴い、国家質量監督検験検疫総局を通じて正式にSamsung Galaxy Note7のリコールを公示している。

中国で販売されたすべての個体がリコールの対象となるわけではなく、2016年7月20日から2016年8月5日に製造された1,858台の個体がリコールの対象となる。

Samsung Electronicsが世界的にSamsung Galaxy Note7を販売停止およびリコールすると発表した際に、Samsung (China) Investmentは中国はリコールの対象外と発表していたが、中国でも一部の個体がリコールの対象に含まれることが発覚したことになる。

中国向けのSamsung Galaxy Note7は型番(モデル番号)がSM-N9300で、2016年9月1日より正式に販売を開始したが、2016年9月1日より前に先行して受け渡しを完了した個体がリコールの対象と案内しており、2016年9月14日以降に無償交換に関する案内を発表する予定である。

リコールの対象となる個体を所有する顧客にはSamsung (China) Investmentから個別にリコールを知らせ、販売は継続するとのことである。

なお、国家質量監督検験検疫総局の管轄は中国政府の行政権が及ぶ中国本土のみで、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾は含まないが、香港特別行政区およびマカオ特別行政区では一部個体のリコール、台湾では全面的に販売停止およびリコールを案内している。

国家質量監督検験検疫総局

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