Galaxy Note7の事故は米国だけで70件に達する、家や車が燃える被害も
- 2016年09月15日
- Android関連
韓国のSamsung Electronicsが開発したスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」は米国を含む世界各地で電池の欠陥による爆発事故が相次いで発生した。
相次ぐ爆発事故を受けてSamsung Electronicsは一部の国を除いて世界的にSamsung Galaxy Note7の販売停止およびリコールを決定し、Samsung Electronicsは発売日の2016年8月19日から2016年9月1日までに35件の事故が発生したことを明らかにした。
なお、発売日に関して厳密には一部の国と地域では2016年8月19日より前に受け渡しを実施している。
カナダの政府機関である保健省(Health Canada)は2016年9月12日付けでSamsung Electronicsによる独自のリコールではなく政府として公式にリコールすることを公示し、カナダでは販売済みの21,953台のうち事故の報告が1件あり、米国では70件以上の報告があることを発表した。
Samsung Electronicsによる販売停止およびリコールの発表後も事故が相次いで報告されており、Samsung Electronicsおよび米国の政府機関である米国消費者製品安全委員会(Consumer Product Safety Commission:CPSC)は使用の中止を求めているが、事故の件数は増えていることが分かる。
米国ではSamsung Galaxy Note7の爆発が原因で家や自動車が燃えたとの報告もある。
韓国では2016年9月4日までに17件の報告があり、また台湾や豪州など世界各地で事故が報告されており、世界的には事故の件数が100件を超えている可能性も高い。
■関連記事
サムスン電子、Galaxy Note7の販売停止とリコールを発表
米国の政府機関、Galaxy Note7の全面的な使用中止を勧告
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。