フィリピンのSmartがSun Cellularの顧客を取得へ、Sun Cellularは携帯電話サービス終了を計画か
- 2016年09月28日
- 海外携帯電話
フィリピンの移動体通信事業者であるSmart Communicationsは2016年11月1日付けでフィリピンの移動体通信事業者であるDigitel Mobile Philippinesの顧客を取得することが分かった。
Digitel Mobile Philippinesはポストペイドサービスの顧客に対してメールで通知しており、2016年11月1日付けでDigitel Mobile Philippinesのすべての顧客はSmart Communicationsに転送されると説明している。
また、ポストペイドサービスの顧客には月額料金の請求書がDigitel Mobile Philippinesより送られるが、2016年11月1日以降に送られる請求書の請求者名はDigitel Mobile PhilippinesからSmart Communicationsに変わる。
Digitel Mobile Philippinesはブランド名をSun Cellularとして携帯電話サービスを提供しており、Sun Cellularブランドの顧客は従来通りに携帯電話サービスを利用できる。
Smart CommunicationsとDigitel Mobile PhilippinesはいずれもPLDT傘下の企業である。
Smart CommunicationsはPLDTの全額出資子会社で、Digitel Mobile PhilippinesはPLDTの子会社であるDigital Telecommunications Philippinesの全額出資子会社となっている。
これまでよりSun Cellularブランドの一部サービスはSmart Communicationsのネットワークを利用しており、フィリピンでは携帯電話が実質的にPLDTグループとGlobe Telecomの2社とみなされることも少なくなかった。
Smart CommunicationsがSun Cellularブランドの顧客を取得することで、Digital Mobile Philippinesとしては携帯電話サービスを終了する可能性がある。
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