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香港政府が移動体通信事業者から周波数を一部回収、移動体通信事業者は猛反発



香港政府は既存の移動体通信事業者4社に割り当てている周波数の一部を回収することに決定した。
回収する周波数帯は3G用に使用している帯域で、2016年10月に15年間の免許が切れるのを機に回収した分を競売にかけるという。
香港政府で電波管理を行なう通訊事務管理局(OFCA)によると3G用の2.1GHz帯を全周波数帯の3分の1に当たる帯域を回収して競売にかける予定とのことだ。
回収される帯域は計39.2MHz幅で、1MHz幅当たりの最低入札価格を4800万香港ドル(約6億2000万円)に設定されている。
入札は2014年第4四半期に実施される予定とされている。
回収された帯域は既存の移動体通信事業者が取り返せるとは限らず、また回収されて帯域を3分の1も回収された分、既存の加入者を3分の2の帯域に収容する必要がある。
通信サービスの品質を落とす恐れがあるとして、移動体通信事業者は一斉に反発している。
3G用として使用中の帯域を回収するケースは世界的に見ても非常に稀で、今後の動向を見守りたいところである。
・日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM16031_Y3A111C1EB2000/

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