サウジアラビアのSTCがNokiaと4.5Gを展開、メッカのトラヒック増加にも対応
- 2016年10月19日
- 海外携帯電話
サウジアラビアの移動体通信事業者であるSaudi Telecom Company (STC)はNokiaと協力してサウジアラビア全土で4.5Gを展開することが分かった。
Nokiaは同社の4.5Gに関する技術をSaudi Telecom CompanyのLTEネットワークで導入し、ネットワークの大容量化を実現する計画である。
まずはイスラム教の第一の聖地であるメッカ、イスラム教の第二の聖地であるメディナで4.5Gを導入したという。
特にメッカはハッジやウムラで世界中からイスラム教徒が押し寄せ、またスマートフォン利用者の増加などによりトラヒックの増大が懸念されているが、Nokiaと協力してネットワークを大容量化することでトラヒックの増加にも対応する。
4.5Gの具体的な技術は明らかにされていないが、少なくともLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を適用するという。
なお、3GPP Reliase 13以降で規定されるLTE-Advancedの拡張技術の呼称としてLTE-Advanced Proが制定されており、LTE-Advanced Proを4.5Gと呼ぶことが多いが、2コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(2CC CA)でも4.5Gと呼ぶ移動体通信事業者も存在する。
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