カーブAMOLEDを搭載したPORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 9を発表、価格は約16万円に
- 2016年11月03日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 9」を発表した。
ドイツのPorsche Design Groupと協業して開発したハイスペックなスマートフォンである。
OSにはAndroid 7.0 Nougat Versionを採用する。
独自ユーザインターフェースとしてEMUI 5.0を導入している。
チップセットは64bit対応のHiSilicon Kirin 960である。
CPUはクアッドコアのARM Cortex-A73とクアッドコアのARM Cortex-A53で計オクタコアとなり、GPUはARM Mali-G71 MP8となる。
CPUの動作周波数はARM Cortex-A73が最大2.4GHz、ARM Cortex-A53が最大1.8GHzとなっている。
ディスプレイは約5.5インチWQHD(1440*2560)Curved AMOLEDで、画素密度は534ppiに達する。
両サイドにかけてカーブした形状のディスプレイを採用している。
カメラはリアに光学手ブレ補正に対応した約2000万画素裏面照射型CMOSイメージセンサと約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアはデュアルカメラで約2000万画素裏面照射型CMOSイメージセンサがモノクロセンサ、約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサがカラーセンサとなる。
Huawei TechnologiesはドイツのLeica Cameraと長期技術提携を締結しており、カメラにはLeica Cameraの技術が導入されている。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4/B9)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B17/B28/B29) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)やLTE DL Category 12およびLTE UL Category 13に対応し、通信速度は下り最大600Mbps/上り最大150Mbpsとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
プライマリのSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、セカンダリのSIMカードではW-CDMA方式で同時待受が可能である。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は256GBである。
電池パックの容量は4000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
フロントには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
カラーバリエーションはGraphite Blackの1色展開である。
ユーロ圏における価格は1,395ユーロ(約159,000円)に設定されている。
欧州のPorsche Design Storeにおいて2016年12月末より、米国を除いた世界各地のPorsche Design Store、アジアや中東および欧州におけるHuawei Technologiesの取扱店の一部で2017年1月より販売を開始する予定である。
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