SoftBankがNB-IoTの屋外実証実験を実施、5G Projectの第2弾に

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SoftBankはNB-IoT (NarrowBand-IoT)の屋外における実証実験を実施すると発表した。

NB-IoTはIoT機器向けのLTE規格となり、3GPPが定める標準化規格のRelease 13に準拠している。

低コスト、低消費電力、カバレッジの広さなどを特徴としており、既存のLTE基地局を活用できるため迅速なエリア整備が可能となる。

SoftBankは2016年11月16日に900MHz帯におけるNB-IoTの実験試験局免許を取得した。

2016年11月24日と2016年11月25日に千葉県幕張エリア(千葉県千葉市美浜区)でNB-IoTを用いた屋外での実証実験を実施するという。

実証実験の内容はスマートパーキングに取り付けたNB-IoT方式のモジュールを用いて自動車の入庫および出庫によるNB-IoTの挙動などの検証としている。

IoTは爆発的な普及が予想されており、幅広いIoTの需要に応えるためにNB-IoTの商用化に向けた実証実験を実施する計画である。

屋外での実証実験を皮切りにNB-IoTの実験回数を重ね、2017年夏頃を目途としてネットワーク構築を目指すという。

SoftBankは第5世代移動通信システム(5G)の導入に向けて5G Projectを2016年9月に開始したが、NB-IoTは5G Projectの第2弾(多接続)となる。

なお、NB-IoTを用いた屋外での実証実験は日本国内で初めてとしている。

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