スリランカのDialogがサウジアラビアでTDD-LTE方式による国際ローミングを開始
- 2013年12月15日
- 海外携帯電話
スリランカの移動体通信事業者であるDialogはFDD-LTE方式に加えてTDD-LTE方式による国際ローミングを開始した。
TDD-LTE方式による国際ローミングはサウジアラビアにおいて提供する。
ローミング先の移動体通信事業者はMobiliyである。
MobilyのLTE 2600(B38)/1800(B3) MHzを使用してローミングを行う。
LTE 2600(B38) MHzがTDD-LTE方式となっている。
DialogはLTE 2300(B40)/1800(B3) MHzで提供しており、TDD-LTE方式はMobilyが周波数帯と一致いていない。
しかし、LTE端末はマルチバンドに対応することが一般的となり、多くのLTE 2300(B40) MHz対応端末がLTE 2600(B38) MHzにも対応することでTDD-LTE方式による国際ローミングを実現している。
対応端末も限られているので、現時点でTDD-LTE方式による国際ローミングは非常に珍しい状態となっている。
Dialogは既にシンガポールと香港と韓国でLTEローミングを提供しており、近くその他のアジア及び中東地域や豪州にも対象地域を拡大する予定としている。
・Dialog
http://www.dialog.lk/personal/international/outbound-roaming/data-roaming/4g-lte-roaming/
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