SHARPがスマホ無料レンタルのMangoと業務提携、合弁会社を通じて日本で事業展開
- 2016年12月23日
- その他国内携帯電話
SHARPはスマートフォンの無料レンタルサービスであるhandyを展開するMango International Groupと業務提携し、日本国内を中心に合弁事業としてスマートフォンの無料レンタルサービスを展開することで決定したと発表した。
Mango International Groupは子会社のTink Labsを通じて香港特別行政区やシンガポールなどを中心としてホテルの宿泊者向けにスマートフォンの無料レンタルサービスを展開している。
日本政府は訪日観光客数の増加を目指しており、日本におけるホテル宿泊者数は着実に増加し、宿泊者向けのビジネス拡大も期待されている。
そこで、SHARPはMango International Groupとスマートフォンの無料レンタルサービスを共同で提供するとともに、SHARPのスマートフォン事業などと相乗効果の創出を図るという。
日本における事業ではMango International Groupが全額出資で設立したhandy Japan Holdings (hJH)に対して、SHARPが全額出資で設立したhandy Japanの全株式を現物出資することによりhandy Japan Holdingsの株式を取得してhandy Japan HoldingsをMango International GroupとSHARPの合弁会社とし、handy Japan Holdingsの全額出資子会社となるhandy Japanを事業会社として運営する。
handy Japan Holdingsの議決権比率は取引後、Mango International Groupが85.6%、SHARPが14.4%となる。
事業会社であるhandy Japanの所在地は千葉市美浜区中瀬一丁目9番2号で、日本国内におけるスマートフォンの無料レンタルサービスではSHARPがスマートフォンを提供する。
なお、Mango International GroupにはFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下のFIH Mobile (富智康集団)が出資しており、FIH MobileがMango International Groupの株式を追加で取得することもFIH MobileとMango International Groupの間で合意している。
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