台湾における2016年11月の携帯電話販売ランキングが判明、Sony Xperia XZが健闘
- 2016年12月25日
- 海外携帯電話
台湾における2016年11月の携帯電話の販売状況が判明した。
2016年11月は販売台数が63万台となり、前年同期から13万4,000台の減少、前月から9万1,000台の減少となった。
メーカーおよびブランド別の販売台数ランキングでは1位が米国のApple、2位が韓国のSamsung Electronics、3位が台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)、4位が台湾のHTC (宏達国際電子)、5位が日本のSony Mobile Communications、6位が中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)、7位が台湾のTaiwan Mobile (台湾大哥大)、8位が韓国のLG Electronics、9位が中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)、10位が台湾のFlat International (力平国際)である。
トップ10の顔ぶれは前月から変化なく、トップ7までは順位も変動がない。
LG Electronicsが10位から8位に、Xiaomi Communicationsが8位から9位に、Flat Internationalが9位から10位となった。
なお、Flat Internationalはブランド名をBentenとして展開している。
メーカーおよびブランド別の売上高ランキングでは1位がApple、2位がSamsung Electronics、3位がSony Mobile Communications、4位がASUSTeK Computer、5位がHTC、6位がGuangdong OPPO Mobile Telecommunications、7位がLG Electronics、8位がXiaomi Communications、9位が中国のHuawei Technologies (華為技術)、10位がFlat Internationalである。
トップ10の順位は前月とまったく同じである。
Sony Mobile Communicationsは販売台数ではASUSTeK ComputerやHTCより下位であるが、売上高ランキングではASUSTeK ComputerやHTCより上位でトップ3を維持しており、高付加価値機種の販売比率が比較的高いことが分かる。
機種別の販売ランキングでは1位がApple iPhone 7 Plusの128GBモデル、2位がApple iPhone 7の128GBモデル、3位がSamsung Galaxy J7 (2016)、4位がASUS ZenFone 3 (ZE552KL)、5位がSony Xperia XZ、6位がTaiwan Mobile Amazing X3s、7位がHTC Desire 728 dual sim、8位がASUS ZenFone 3 (ZE520KL)の32GBモデル、9位がSamsung Galaxy S7 edge、10位がApple iPhone 7 Plusの32GBモデルである。
依然としてApple iPhone 7シリーズがワンツーフィニッシュしており、Appleが優勢な状況となっている。
Android端末ではエントリークラスのスマートフォンが目立つが、その中でも高付加価値機種としてはSony Xperia XZが好調で、地元企業の高付加価値機種を抑えてSony Xperia XZが高付加価値機種のAndroid端末としてはトップを維持した。
Samsung Galaxy S7 edgeは新色を発売しているが、順位をひとつ上げただけに留まった。
中国企業のトップはOPPO R9 Plusで、Xiaomi Redmi Note 4がそれに続いたが、それぞれ29位と30位に沈んでいる。
その他、Sony Xperia XAが11位、Samsung Galaxy J7 Primeが12位、Samsung Galaxy A8 (2016)が16位、Sony Xperia XA Ultraが17位、Samsung Galaxy Note5が21位、Sony Xperia Z5 Premiumが26位、HTC 10の32GBモデルが28位であることも明らかにされている。
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