KDDIがLoRaWANに対応したLoRa PoCキットを提供
- 2016年12月28日
- KDDI-総合
KDDIはLoRaWANに対応したLoRa PoCキットの提供を開始すると発表した。
LoRaWANは省電力かつ広範囲なエリアを実現するLow Power Wide Areaネットワークのひとつで、LoRa Allianceが策定した無線通信規格となり、無線局免許が不要な920MHz帯の周波数を利用する。
これからはLoRaWANを活用することで河川や山、農場などの環境および農業分野で幅広く利用できるほか、ビルの地下や様々な施設の敷地内でも利用が広がるため、新たなIoTビジネスの創出が期待されている。
LoRa PoCキットはSORACOMが開発したシステムとKDDIのIoT向け回線サービスであるKDDI IoTコネクト Airを連携させた法人顧客向けの検証キットとなり、2017年1月より提供を開始する予定としている。
顧客が要望する場所に合わせてLoRaゲートウェイを設置してLoRaWANによるエリアを構築するほか、LoRa端末の管理および運用やアプリケーションサーバの利用が可能であるため、すぐにLoRaWANを活用したビジネス環境を整備できるという。
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