米国AT&Tが5Gのトライアルを2017年前半に実施、DirecTVのサービスで5Gを活用
- 2017年01月05日
- 海外携帯電話
米国のAT&T傘下で米国の移動体通信事業者であるAT&T Mobilityは2017年前半に第5世代移動通信システム(5G)のトライアルを実施すると発表した。
5Gのトライアルの一環として、AT&T傘下のDirecTVのサービスで5Gを検証するという。
固定で5Gネットワークと接続した機器を通じてDirecTVの次世代エンタテイメントサービスのトライアルを実施し、ミリ波を用いた5Gネットワークで大容量のデータ通信を処理する検証を進め、5Gの商用化に向けて研究開発を実施するとのことである。
DirecTVのサービスを組み合わせた5Gのトライアルはテキサス州のオースティンで実施することが決まっており、AT&T MobilityはオースティンのAT&T Labsから半径5km以内において3400.0~3600.0 MHz、3700.0~4200.0 MHz、14500.~15350.0 MHz、27500.0~28500.0 MHzの周波数を使用して5Gのトライアルを実施するためのライセンスを保有している。
ミリ波を利用するとのことで、5Gとしては28GHz帯の研究開発が進んでいるため、AT&T Mobilityは27500.0~28500.0 MHzでトライアルを実施する可能性が高い。
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