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米国の連邦航空局が航空会社に対してGalaxy Note7持込禁止の通知義務を解除



米国の政府機関である連邦航空局(Federal Aviation Administration:FAA)は航空会社に対して韓国のSamsung Electronicsが開発したスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」の持込禁止を通知することを義務付けていたが、2017年1月10日付けで解除した。

Samsung Galaxy Note7は世界各地で相次いで爆発事故が発生し、最終的には販売中止に追い込まれたが、航空機内で爆発事故が発生すれば重大な事故を招く可能性があるとして、連邦航空局は米国発着の航空機にSamsung Galaxy Note7を持込禁止とした。

具体的には、乗客と乗員を含む航空機の搭乗者が手荷物または受託手荷物としてSamsung Galaxy Note7を航空機内に持ち込むことを禁止し、また航空貨物としてSamsung Galaxy Note7を輸送することも禁じており、事実上のSamsung Galaxy Note7の航空輸送を全面的に禁止する措置で、航空会社に対してはその旨を搭乗者などに通知することを義務付けていた。

Samsung Galaxy Note7に対する措置の認知度が高まり、Samsung Galaxy Note7の利用者が少なくなったため、連邦航空局は2017年1月10日付けで航空会社に対して通知の義務を解除した。

なお、米国ではSamsung Galaxy Note7の回収率が93%に達し、Samsung Galaxy Note7の充電を無効化するアップデートも配信している。

航空会社に対する通知の義務は解除されたが、Samsung Galaxy Note7の航空輸送が全面的に禁止であることには変わりないため注意しておきたい。

連邦航空局

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