FREETELが中東とアフリカの10ヶ国に進出へ、低価格なスマホを販売
- 2017年01月13日
- Android関連
FREETELブランドを展開するPlus One Marketingは中東およびアフリカにおける10ヶ国のスマートフォン市場に進出することが日本経済新聞の報道で分かった。
2017年3月に進出するアラブ首長国連邦(UAE)、イラン、ガーナを皮切りにヨルダン、バーレーン、クウェート、カタール、オマーン、エジプト、南アフリカにも進出する計画という。
なお、南アフリカに関しては同国向けの公式ウェブサイトを公開しており、南アフリカ向けにスマートフォンの販売を開始している。
中東およびアフリカでは現地企業と販売契約などを締結し、日本円換算で4,000円~10,000円程度の安価なスマートフォンを販売し、さらには2,000円程度のテンキーを搭載したベーシックフォンも投入する見込みとされている。
Plus One Marketingは2016年度に日本国内で100万台、外国で300万台、合計で400万台の販売を見込んでおり、2018年度には日本国内で300万台、外国で700万台、合計で1,000万台の販売を目指すという。
スマートフォンを販売する国と地域を約30に増やし、2018年度には販売台数を2016年度の2.5倍とする狙いである。
アフリカではエントリークラスのスマートフォンが主流であるが、それだけに競合他社も多いため、安いだけでは厳しそうに感じる。
現状では日本品質をアピールするのはやめてほしいが、競合他社と値段以外の差別化が求められる。
また、中東では経済レベルが比較的高い国も多く、収益性を重視してエントリークラスからハイエンド寄りのミッドレンジにシフトする企業も出ており、安さを前面に売り出すことは長期的な視点で得策ではないようにも感じる。
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