ミャンマー第4の携帯電話事業者MNTC、ブランド名はMytelと発表
- 2017年01月15日
- 海外携帯電話
ミャンマー(ビルマ)の携帯電話事業者となるMyanmar National Tele & Communications (MNTC)に直接出資するベトナムのViettel Global Investment、ミャンマーのStar High、ミャンマーのMyanmar National Telecom Holdingは2017年1月14日にジョイントプレスカンファレンスをミャンマー最大都市・ヤンゴン(ラングーン)のMelia Yangon Hotelで開催し、Myanmar National Tele & Communicationsのブランド名をMytelとすることを発表した。
MytelはMyとtelの造語で、MyはMyanmarおよび英単語のmyに由来、telは英単語のtelecomに由来すると説明している。
Myanmar National Tele & CommunicationsはNationwide Telecommunication Licenseを取得しており、ミャンマーで正式に第4の携帯電話事業者となることが決まった。
具体的な期間は明言を避けたが、Myanmar National Tele & Communicationsとしては長期的に20億米ドル(約2,290億円)の投資を行うことを明らかにした。
出資比率はViettel Global Investmentが49%で筆頭株主、Star Highが28%、Myanmar National Telecom Holdingが23%となる。
なお、Viettel Global Investmentはベトナムの国防省が所有するViettel Group (軍隊通信グループ)傘下で国際事業を担当しており、Star Highはミャンマーの国防省が所有する軍系企業のMyanmar Economic Corporation (ミャンマー経済公社:MEC)傘下で、Myanmar National Telecom Holdingはミャンマーの11社が共同出資する企業である。
既存の携帯電話事業者とは異なりミャンマー国民の3分の2が居住するルーラルエリアをメインターゲットとし、ミャンマー全土でエリアを整備してから携帯電話サービスを商用化する方針であるため、ライセンスの取得から携帯電話サービスの商用化までは時間を要するとしている。
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