U-NEXTとヤマダ電機が格安スマホの共同出資会社Y.U-mobileを設立へ

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U-mobileブランドで仮想移動体通信事業者(MVNO)としてモバイル通信サービスを展開するU-NEXTは家電量販大手のYAMADA-DENKI (ヤマダ電機)と共同出資会社を設立し、格安スマートフォン事業に本腰を入れることが日本経済新聞の報道で分かった。

低廉な料金プランで提供する仮想移動体通信事業者としてのモバイル通信サービスとSIMロックフリーのスマートフォンをセットにして販売する格安スマートフォンの事業を本格化するという。

共同出資会社の社名はY.U-mobileとなり、資本金は1億円、出資比率はU-NEXTが51%で、残りの49%がYAMADA-DENKIになると伝えられている。

Y.U-mobileは2017年1月下旬に設立する予定で、U-NEXTの格安スマートフォンの事業を順次継承する計画とのことである。

初年度は年間で約10万件の新規加入を見込むとしており、U-NEXTの既存の加入件数と合計して100万件規模を目指し、YAMADA-DENKIが保有する販売チャネルを活用して加入件数の増加を狙う見通し。

YAMADA-DENKIはYAMADA SIM powered by U-mobileを提供するなど、これまでよりU-NEXTと協業してきたが、料金プランなどはU-NEXTのものを採用しており、Y.U-mobileでは同社が主体的に料金プランなどを決定していくと報じられている。

日本経済新聞