ミャンマー第4の携帯電話事業者MytelはMECTelの通信設備を活用へ
- 2017年01月18日
- 海外携帯電話
ミャンマー(ビルマ)で第4の移動体通信事業者(MNO)となるMyanmar National Tele & Communications (MNTC)はミャンマーの国防省が所有する軍系企業であるMyanmar Economic Corporation (ミャンマー経済公社:MEC)の通信設備を活用することがミャンマーメディアの報道で分かった。
Myanmar Economic Corporationは仮想移動体通信事業者(MVNO)のライセンスを保有し、移動体通信事業者としてのライセンスを保有していないが、自社で通信設備を保有して実態は移動体通信事業者として携帯電話サービスを提供している。
このような状況から、Myanmar Economic Corporationは非公式な携帯電話事業者と表現されることもある。
Myanmar National Tele & Communicationsの関係者はミャンマーメディアに対して、Myanmar Economic Corporationが保有する通信設備を活用する方針を明らかにしたという。
これまでにMyanmar Economic Corporationは1,000基の通信塔や13,000km以上の光ファイバを保有することが分かっている。
Myanmar National Tele & CommunicationsはベトナムのViettel Global Investment、ミャンマーのStar High、ミャンマーのMyanmar National Telecom Holdingが直接出資する合弁会社である。
Star HighはMyanmar Economic Corporationの子会社であり、合弁会社の出資者が決定した時点でMyanmar Economic Corporationの通信設備を活用することが有力視されていた。
なお、Myanmar Economic Corporationはブランド名をMECTelとして携帯電話サービスを提供しており、Myanmar National Tele & Communicationsはブランド名をMytelとすることが決まっている。
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