名張市のアドバンスコープが地域BWA高度化方式の免許を取得
- 2017年01月27日
- Regional BWA
総務省東海総合通信局は地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式について、アドバンスコープ (advanscope)に対して2017年1月24日付けで免許状を交付した。
地域BWAの制度に関しては2014年10月の制度改正によって、従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する地域BWA高度化方式の追加導入が認められ、地域BWA高度化方式としてTD-LTE方式と高い互換性を有するAXGP方式およびWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(以下、WiMAX R2.1 AE方式)の運用が可能となった。
アドバンスコープは有料で地域住民向け高速無線インターネット接続サービスを提供するほか、デジタルサイネージの通信で活用する計画である。
デジタルサイネージでは平常時は地域の情報や天気予報などを発信し、災害時には緊急災害情報を発信するほか、無線LANアクセスポイントとして地域住民に無償で高速無線インターネットを提供して迅速に災害情報などを情報収取できるようにするという。
提供エリアは三重県名張市役所の周辺としており、名張市役所の庁舎屋上に基地局を設置する。
サービスの提供開始予定時期は2017年4月で、名張市内で提供エリアを拡大する方針も明らかにしている。
なお、アドバンスコープは名張市に本社を置くケーブルテレビ事業者である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。