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タイのTOTがMOJO MOBILEとMVNO契約を解消、MOJO3Gはサービス終了に



タイの移動体通信事業者(MNO)であるTOTはタイのM Consult Asia傘下のMOJO MOBILEと仮想移動体通信事業者(MVNO)の契約を解消した。

MOJO MOBILEはブランド名をMOJO3Gとしてサービスを展開しているが、TOTと仮想移動体通信事業者の契約を解消したことでMOJO3Gのサービスを2017年3月に終了する。

約60万件のMOJO3Gの回線は2017年3月にすべてTOTへ移管される。

MOJO MOBILEはTOTに支払うべき1,000万タイバーツ(約3,203万円)以上を滞納しており、両社は数ヶ月にわたる交渉を実施したが、MOJO MOBILEは支払う意思を示さなかったためTOTは契約解消を決めた。

契約解消に先立ちTOTは2016年9月にタイの政府機関で電気通信分野などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (以下、NBTC)に契約解消の承認を要請しており、NBTCは契約解消を承認した。

TOTのネットワークを利用する仮想移動体通信事業者はブランド名がi-mobile 3GXでSamart傘下のSamart I-Mobile (SIM)、ブランド名がi-KoolでLoxley傘下のLoxley Mobile、ブランド名がBuz TalkのInternational Engineeringの3社となる。

旧社名が365 Communicationとして知られた168 CommunicationはTOTのネットワークを利用した仮想移動体通信事業者としてのサービスを終了し、タイの移動体通信事業者であるCAT Telecomに移行している。

また、タイのSamart I-MobileはTOTに支払うべき8,000万タイバーツ(約2億5,627万円)以上を滞納しており、TOTはSamart I-Mobileとの仮想移動体通信事業者の契約解消も視野に入れて交渉しているという。

Samart I-Mobileは2016年末までにi-mobile 3GXのサービスを終了する方針も示したが、終了には至っていない。

一方で、CAT Telecomのネットワークを利用したサービスは強化する方針で、2016年にはブランド名をOpen SIM by i-mobileとしてCAT Telecomのネットワークを利用した新たなサービスを開始した。

Bangkok Post

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