マレーシアのMaxisが2016年通年の業績を発表、加入件数は6四半期連続減
- 2017年02月12日
- 海外携帯電話
マレーシアのMaxisは2016年第4四半期および2016年通年の決算発表資料を発表した。
2016年第4四半期の売上高は前年同期比2%増の22億1,400万マレーシアリンギット(約565億円)である。
売上高のうちサービスによる売上高は前年同期比0.5%増の21億6,500万マレーシアリンギット(約552億円)、EBITDAは前年同期比5.5%増の11億8,300万マレーシアリンギット(約302億円)、EBITDAマージンは前年同期から上昇して54.6%である。
また、サービスによる売上高のうち移動体通信事業のプリペイド契約による売上高は前年同期比1.3%減の10億2,400万マレーシアリンギット(約261億円)、ポストペイド契約による売上高は前年同期比0.4%減の10億400万マレーシアリンギット(約256億円)となった。
純利益は前年同期比7%増の5億500万マレーシアリンギット(約129億円)としている。
2016年12月末における事業データも公開されている。
携帯電話サービスの加入件数はプリペイド契約が前四半期末から減少して896万件、ポストペイド契約が前四半期末から増加して296万6,000件、合計は6四半期連続で減少して1,192万6,000件となった。
すべての携帯電話サービスの加入件数のうち、プリペイド契約が約75.1%、ポストペイド契約が約24.9%である。
マレーシアリンギット(MYR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はプリペイド契約が前年同期および前四半期から上昇して37マレーシアリンギット(約944円)、ポストペイド契約が前年同期および前四半期から上昇して104マレーシアリンギット(約2,652円)、プリペイド契約とポストペイド契約の総合が前年同期および前四半期から上昇して52マレーシアリンギット(約1,326円)となった。
2016年通年の売上高は前年比微増の86億1,200万マレーシアリンギット(約2,196億円)である。
売上高のうちサービスによる売上高は前年比0.8減の84億5,500万マレーシアリンギット(約2,156億円)、EBITDAは前年比1.3%増の44億8,400万マレーシアリンギット(約1,144億円)、EBITDAマージンは前年から上昇して53.0%である。
また、サービスによる売上高のうち移動体通信事業のプリペイド契約による売上高は前年比3.7%減の40億1,800万マレーシアリンギット(約1,025億円)、ポストペイド契約による売上高は前年比0.2%増の39億3,100万マレーシアリンギット(約1,002億円)となった。
純利益は前年同期比15%増の20億1,300万マレーシアリンギット(約513億円)としている。
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