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モンテネグロ政府が3.5GHz帯の周波数オークションを実施へ、FDDとTDDで割当



モンテネグロの政府機関で電気通信分野などを管轄するAgency for Electronic Communications and Postal Services of Montenegro (以下、EKIP)は3.5GHz帯の周波数オークションを実施することを明らかにした。

3.5GHz帯は移動体通信向けとしており、周波数オークションを通じて割り当てる。

周波数オークションの実施に先立ち、EKIPは対象の周波数範囲、有効期間、最低入札額などを公開している。

カテゴリ単位で割り当てとなり、各カテゴリの周波数範囲は下記の通りで、帯域幅は括弧内に併記する。

カテゴリ0:FDD 3427.5~3448.5 MHzおよび3527.5~3548.5 MHz (21MHz幅*2)
カテゴリ1:FDD 3410.0~3425.0 MHzおよび3510.0~3525.0 MHz (15MHz幅*2)
カテゴリ2:FDD 3425.0~3450.0 MHzおよび3525.0~3550.0 MHz (25MHz幅*2)
カテゴリ3:FDD 3450.0~3475.0 MHzおよび3550.0~3575.0 MHz (25MHz幅*2)
カテゴリ4:FDD 3475.0~3500.0 MHzおよび3575.0~3600.0 MHz (25MHz幅*2)
カテゴリ5:TDD 3500.0~3510.0 MHz (10MHz幅)

有効期間はカテゴリ0が2017年4月22日から1年間、カテゴリ1が承認から5年間、カテゴリ2が2018年4月23日から4年間、カテゴリ3が2018年4月25日から4年間、カテゴリ4が2018年4月25日から4年間、カテゴリ5が承認から5年間となる。

カテゴリ2はカテゴリ0を内包しており、両カテゴリを落札すれば2017年4月22日から5年間にわたり同周波数を利用可能となる。

既存の所有者が不在のカテゴリ1とカテゴリ5は、周波数オークションの結果が承認されてからすぐに利用できる。

カテゴリ0からカテゴリ4はFDDで、カテゴリ5のみTDDでの割り当てとなり、カテゴリ4は一部の周波数範囲がガードバンドで利用不可となる見込みである。

FDDはカテゴリ4の10MHz幅*2を除くとFDD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 22)に該当し、TDDはTD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)に該当する。

最低落札額はカテゴリ0が13,440ユーロ(約161万円)、カテゴリ1が48,000ユーロ(約575万円)、カテゴリ2、カテゴリ3、カテゴリ4がそれぞれ64,000ユーロ(約766万円)、カテゴリ5が16,000ユーロ(約192万円)に設定されている。

EKIP

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