Android Wear 2.0を搭載したHUAWEI WATCH 2を発表、4G版やeSIM版を用意
- 2017年02月27日
- Wearable
中国のHuawei Technologies (華為技術)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「HUAWEI WATCH 2」を発表した。
モバイルネットワークに対応したスマートウォッチである。
OSに米国のGoogleがウェアラブルデバイス向けに開発したAndroid Wear 2.0を採用する。
チップセットはQualcomm Snapdragon Wear 2100 (MSM8909W)を搭載している。
CPUはクアッドコアで動作周波数が1.1GHzとなっている。
ディスプレイは円形のAMOLED、約1.2インチで解像度が390*390となり、画素密度は326ppiに達する。
モバイルネットワークに対応した4G版とモバイルネットワークに非対応のnon-4G版が用意されており、4G版は通信方式がFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/900(B8) MHz, TD-LTE 2500(B41)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, GSM 1800/900 MHzとなる。
4G版はNano SIM (4FF)サイズのSIMカードを搭載するが、一部の国に限定してeSIM版が用意される。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は768MBで、内蔵ストレージの容量は4GBである。
全球測位衛星システムはGPSとGlonassに対応し、センサ類は3軸A+Gセンサ、3軸ジャイロスコープ、3軸コンパス、心拍センサ、容量性センサ、照度センサを搭載する。
IP68に準拠した防水性能や防塵性能を備える。
電池パックの容量は420mAhとなっている。
筐体の素材はプラスチックで、ストラップはSport Strapで交換可能である。
カラーバリエーションはDynamic Orange、Carbon Black、Concrete Greyの3色を用意している。
なお、4G版はDynamic OrangeとCarbon Blackの2色で、non-4G版はCarbon BlackとConcrete Greyの2色である。
2017年3月より20以上の国と地域で販売を開始する予定としており、欧州における価格は4G版が379ユーロ(約45,000円)、non-4G版が329ユーロ(約39,000円)に設定されている。
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