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韓国のSK Telecomが4×4 MIMOを2017年上半期に商用化、下り最大900Mbpsに



韓国の移動体通信事業者であるSK TelecomはLTE-Advanced Pro (LTE-A Pro)の技術の試験に成功したと発表した。

Samsung Electronicsとはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)および4×4 MIMOの試験を実施し、Ericssonとはアンライセンスバンド(非免許帯域)を利用したLAAの試験を実施したという。

標準化された規格上では、キャリアアグリゲーションは最大で5つのコンポーネント・キャリアまで束ねることが可能で、世界に先駆けて5CC CAの試験に成功したとアピールしている。

韓国の移動体通信事業者としてはSK TelecomのみがLTE用に5つの異なる周波数を保有しており、5CC CAの商用化が可能としているが、具体的な商用化の時期は明らかにされていない。

4×4 MIMOは3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)と4×4 MIMOを組み合わせて試験しており、通信速度は下り最大900Mbpsを実現したとのことである。

2017年上半期中に4×4 MIMOを商用化する計画で、2017年上半期中にSK Telecomの4×4 MIMOに対応したスマートフォンが発売される見通し。

SK Telecomは2016年6月に256QAMを導入して通信速度を下り最大500Mbpsに高速化したが、わずか1年で下りの通信速度を2倍近く高速化するとアピールしている。

LAAの試験ではライセンスバンド(免許帯域)の20MHz幅とアンライセンスバンド(非免許帯域)の60MHz幅をLTE通信で利用して束ね、ライセンスバンドでは4×4 MIMOも組み合わせて通信速度は下り最大1Gbpsを達成したという。

なお、LAAを商用化する時期については明らかにされていない。

SK Telecomは韓国の加入者が世界最高水準の移動通信サービスを体験できるよう、継続的にLTE技術を革新していくと表明した。

SK Telecom

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