au INFOBAR C01 (CDMA SHX12) レビュー
- 2012年01月23日
- KDDI-SHARP
KDDI向けのSHARP製CDMA2000/GSM端末「au INFOBAR C01 (以下、INFOBAR C01)」を触ったので、INFOBAR C01について感じたことを簡単に書いておこうと思う。
レビューした端末は製品版ではなく、開発途中の端末であるという点を考慮して読んでもらいたい。
INFOBAR C01はiidaシリーズのスマートフォンで、独特なデザインが特徴である。
とても細長い形状の筺体で、横幅が狭くて持ちやすかった。
カラーバリエーションはNISHIKIGOIとICHIMATSUとKIIROが用意されている。
NISIKIGOI。
INFOBARシリーズと言えばNISIKIGOI。
ICHIMATSU。
KIIRO。
奇抜なデザインなので好みは分かれそうである。
個人的にはINFOBAR 2 (CDMA W55SA)にあったMIDORIを用意してもらいたかったところだが…
フロントにはフロントカメラは搭載していない。
ディスプレイの右上に通知ライトを備える。
ナビゲーションキーはタッチセンサ方式である。
左からメニューキー、ホームキー、クリアキーとなっている。
サイドにはINFOBARとプリントされている。
リアはとてもシンプルである。
カメラやカメラ用フォトライトを備える。
画面ロック解除。
一部のアプリケーションは直接起動することが可能だ。
ホームアプリはiida UIを採用している。
操作する様子を動画で記録しておいたので見ておいてもらいたい。
動作は軽快でヌルヌルサクサク動いている印象だ。
通知画面。
簡単な設定やステータスが分かる。
ただ、ゴチャゴチャし過ぎて分かりにくい気もしなくはない。
本体の空き容量は896MBとなっていた。
テンキーを搭載しているが、ソフトウェアキーの表示も当然ながら可能だ。
個人的にはフリックやQWERTYが使えるソフトウェアキーの方が好きである。
INFOBAR C01のテンキーはレスポンスがあまり良くなく感じたので製品番までに改善してもらいたいところだ。
テンキーはあくまでも飾りと思っておいた方が良いかもしれない。
マルチタッチに対応しており、同時に4点まで検知した。
タッチパネルの感度はまずまず良好で、特に大きな不満は感じないと思われる。
標準ブラウザを操作してみた。
解像度がFWVGA(480*854)とあまり高解像度ではないこともあり、ピンチ操作やスクロールは軽快に動く。
標準ブラウザを操作している様子は動画を見てもらいたい。
当ブログにアクセスした際に標準ブラウザのユーザーエージェントを取得しておいた。
INFOBAR C01のユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.5; ja-jp; INFOBAR C01 Build/RC261) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
カメラ周りの機能を見てみた。
カメラのUI。
カメラの画質については作例をアップしておいたので、そちらを参考にしておいてもらいたい。
設定は特に弄らず、画像サイズは最大サイズである約800万画素(3264*2448)で撮影した。
画像をクリックすると外部サイトに飛ぶので、更にリンク先の画像をクリックすると無加工の作例の閲覧が可能である。
複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
使用したアプリケーションはAnTuTu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、NenaMark2、Quadrant Standard Editionの5種類である。
AnTuTu Benchmarkのトータルスコアは3737、Linpack for Androidのシングルスレッド処理のスコアは38.794~52.825、NenaMark1のスコアは50.20、NenaMark2のスコアは27.00、Quadrant Standardのスコアは3118。
INFOBAR C01のFingerprintは下記の通り。
KDDI/SHX12/SHX12:2.3.5/RC261/00.02.01:user/release-keys
AnTuTu Benchmarkの詳細なスコア。
今回レビューしたSO-02Dのバージョン情報は下記の通り。
Model number:INFOBAR C01
Android version:2.3.5
Baseband version:00.02.01
Kernel version:2.6.35.7-perf nbproj@TZ6Z1103 #1
Build number:00.02.01.RC261 release-keys
全体的に動作は良かった印象である。
ただ、テンキーが微妙でカーソルキー等がない点も使いにくさを感じた。
iidaシリーズはデザイン重視の端末なので、テンキーは飾りと思っておくことにする。
レビューした端末は製品版ではなく、最終仕様は異なる可能性もあるので注意してもらいたい。
動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断することを強く勧める。
追加事項あれば、当記事に追記していく予定である。
SECRET: 0
PASS:
INFOBAR C01はiidaシリーズのはずですが、端末のどこにも「iida」のロゴはなかったのでしょうか?
ひょっとしたら、今春からauはiidaロゴをフェードアウトさせるのかも?
SECRET: 0
PASS:
>栗ぴん♂さん
iidaロゴはどこにもなかったです。