フィリピンにおける2016年末の携帯電話加入件数が判明
- 2017年03月12日
- 海外携帯電話
フィリピンで携帯電話事業を手掛けるGlobe TelecomとPLDT Groupの決算発表資料が出揃い、2016年12月末における携帯電話サービスの加入件数が判明した。
2016年12月末における携帯電話サービスの加入件数はGlobe Telecomが6,279万8,858件、PLDT Groupが6,276万3,209件、フィリピン全体では1億2,556万2,067件となった。
シェアはGlobe Telecomが50.01%で1位、PLDT Groupが49.99%で2位としているが、ほぼ半数で分け合っている。
Globe Telecomは2016年第3四半期にPLDT Groupを逆転しており、僅差ではあるものの1位を維持した。
なお、Globe Telecomは同社が携帯電話事業を手掛けるが、PLDT Groupは子会社であるSmart CommunicationsとDigitel Mobile Philippinesを通じて携帯電話事業を手掛ける。
PLDTによる出資比率はSmart Communicationsが直接出資で100%、Digitel Mobile Philippinesが間接的に99.6%となっている。
Smart CommunicationsとDigitel Mobile Philippinesはネットワークの統合を完了しており、PLDTやフィリピン政府の見解でも実質的に1社とみなされることが多いが、PLDT Groupの携帯電話サービスの加入件数のうちSmart Communicationsが5,429万9,740件、Digitel Mobile Philippinesが846万3,469件となる。
法人格別のシェアは1位がGlobe Telecomで50.01%、2位がSmart Communicationsで43.25%、3位がDigitel Mobile Philippinesで6.74%である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。