4Gフィーチャーフォン向けプラットフォームQualcomm 205 Mobile Platformを発表
- 2017年03月20日
- その他モバイル端末
米国のQualcommの子会社であるQualcomm Technologiesはモバイル端末向けプラットフォーム「Qualcomm 205 Mobile Platform (MSM8905)」を発表した。
エントリークラスのLTE対応フィーチャーフォンをターゲットとしたプラットフォームである。
Qualcomm 205 Mobile PlatformにはチップセットとしてQualcomm 205 SoCを搭載しており、通信モデムも統合されている。
Qualcomm 205 SoCのCPUはデュアルコアで、動作周波数が1.1GHzとなっている。
GPUはQualcomm Adreno 304のGPUを搭載し、LinuxベースのOSに対応する。
ディスプレイの解像度はVGA(480*640)まで、カメラの画素数は約300万画素までとなる。
動画の処理性能は撮影が480pで30fps、再生が720pである。
通信モデムとしてはQualcomm Snapdragon X5 LTE modem (MDM9x25/MDM9x28)が統合されている。
対応する通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM方式である。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
音声通話はVoLTE (Voice over LTE)やVoWiFi (Voice over Wi-Fi)も利用できる。
デュアルSIM、Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)にも対応する。
Qualcomm 205 Mobile Platformを搭載した商用端末は2017年第2四半期に発売される見通し。
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