韓国のSK Telecomが4CC CAを導入へ、下り最大800Mbpsに高速化
- 2017年03月30日
- Android関連
韓国の移動体通信事業者であるSK Telecomは、KT、LG Uplus (LG U+)の3社はLTEサービスを高速化することが韓国メディアの報道で分かった。
SK TelecomはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化し、4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)を導入する。
4CC CAは20MHz幅の搬送波を2波、10MHz幅の搬送波を2波、合計で4波を束ねることになり、このうちFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)の20MHz幅のみ4×4 MIMOを適用、すべての搬送波に256QAMを適用するため、すべての技術を組み合わせて通信速度は下り最大800Mbpsに達する。
ソウル首都圏から通信速度を下り最大800Mbpsに高速化する計画である。
また、KTは20MHz幅の搬送波を1波、10MHz幅の搬送波を2波、合計で3波を束ねた3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)に加えて、20MHz幅の搬送波と1波の10MH幅の搬送波の両方に4×4 MIMOを適用、すべての搬送波に256QAMを適用し、すべての技術を組み合わせることで通信速度は下り最大700Mbpsとなる。
LG Uplusも高速化する計画であり、20MHz幅の搬送波を2波、10MHz幅の搬送波を1波、合計で3波を束ねた3CC CAに加えて、1波の20MHz幅の搬送波のみ4×4 MIMOを適用、すべての搬送波に256QAMを適用し、すべての技術を組み合わせることで通信速度は下り最大700Mbpsを実現する。
SK Telecomの下り最大800Mbps、KTとLG Uplusの下り最大700MbpsはいずれもSamsung Galaxy S8およびSamsung Galaxy S8+が最初の対応端末となる。
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